子どもたちが担い手 郡山の舞

子どもたちが担い手 郡山の舞

子ども達が担い手となり、伝えられる郡山の舞。地域の人々の幸福を願います。

風土、農業、季節など様々な背景から生まれた伝統芸能。音路の三匹獅子舞、多田野の鍬柄舞田植踊、岩倉の獅子舞、深谷のヨーサ踊、高柴の七福神踊りなど、郡山には数々の伝統芸能があります。
 それらの担い手となっているのが、きらきらした瞳の子どもたち。五穀豊穣の喜びを味わい、地域の人々の無病息災を願う伝統文化を受け継いでいく子供たちは、先人たちの熱い思いをしっかりと感じ取っているのでしょう。

 聖徳太子を祀るため、西暦1,000年頃に建立されたといわれる音路太子堂。その場所で、室町時代ごろに五穀豊穣、無病息災を祈願して、獅子舞がはじまったといわれています。

 柳橋歌舞伎は、江戸時代の中期、農民が秋の収穫に感謝するために、菅布禰神社に奉納したのが始まりでした。昭和40年までは、住民が中心になって菅布禰神社の拝殿などに造られた舞台や野舞台などで演じられてきましたが、昭和55年「柳橋歌舞伎保存会」が発足したのをきっかけに上演が復活。毎年11月23日、郡山市農村生活中核施設「黒石荘」にある舞台で披露してきました。

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